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<環境 未来へ>生物からの贈り物 微生物からプラスチック商品化(毎日新聞)

 「植物や微生物がつくり出す化合物は30億年の進化を経て、意味のある物質が残った」。奥田徹・玉川大教授(菌学)は生物の秘める力を説く。

 生物資源がもたらす恩恵は、みそやしょうゆにとどまらない。大戦中の傷病兵を救い「奇跡の薬」と呼ばれた「ペニシリン」、売り上げ世界一を誇るコレステロール低下薬「スタチン」も微生物を基につくられた。米食品医薬品局が1981~2005年に認可した医薬品の半数が微生物などに由来する。最近は、環境負荷の小さいプラスチックも開発されている。

 独立行政法人「製品評価技術基盤機構」は03年から、インドネシア政府と協定を結び微生物探索を始めた。現地の研究者と熱帯林に入り、採集から分離まで行う。ベトナム、モンゴル、ブルネイとも共同探索を進め、国内企業に提供する。これまで3万種を集めた。創薬での生物資源探索は化学合成より3倍もコストがかかるという。微生物ハンターの安藤勝彦さん(56)は「科学は進歩しても、もたらされる恵みの広さは生物資源にかなわない」と語る。

 化学会社「カネカ」(大阪市)は微生物が作るプラスチックの商業化に向け、今年から実証生産を始める。約20年前、会社の敷地から体内にプラスチックをためてエネルギーにする微生物を発見したのがきっかけだ。土に埋めたときの分解性に優れる。研究開発担当の高橋里美・常務執行役員は「生産性を向上させ従来品に近い価格を実現したい」と意気込む。

 ◇   ◇

 生物資源は種類も数も途上国に多い。それを利用して利益を上げるのは先進国の企業だ。生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)では、利益配分のルールづくりも重要な議題だ。南北問題の解決に向けて前進するのか、注目される。【下桐実雅子】

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